30歳を過ぎて思う洋服のこと
30歳を過ぎて思う洋服のこと。
それは流行に左右されず、ベーシックアイテムを揃えたいということ。
安くても高くてもいいのだけれど、はたから見たらそれなりに見えるものがよい。
今秋でいうと以下のものは、ここ数年でそれなりに揃っている気がする。
●ネイビーのジャケット
●トレンチコート
● 白シャツ
● ブルーシャツ
● バスクシャツ
● MA-1
● ロングブーツ
これから欲しいのは
● スニーカー
● セーター
● カーディガン
しかし、お財布事情もあるのでなかなか難しいなぁ。
各シーズンで、無駄な買い物をしないように毎回同じ本を読んでから買い物に出かけている。
TO DO BOOKS のベーシックマジック・ファッションブックという本。
いろんなベーシックアイテムの歴史や作られた意図などがわかります。
これを読むと、ベーシックなもの以外は買わないぞ!と思える。
興味があったら、ググってみてください。
【映画】SUNNY 強い気持ち・強い愛 を観て【ネタバレ】
久々に公開半年くらい前から楽しみにしていた映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』。
本当に本当におもしろかった。
この企画を考えてた人は当初から安室ちゃんが今年引退することを知っていたのだろうか。
タイミングがいい意味で良すぎでしょう。
以下、ネタバレを含みます。
↓↓↓
この映画、予告を見ると「末期癌の親友のために奔走する主人公」というところが際立っていて、いかにも泣かせにきている感じがするけれども、私はこれを感動のストーリーだとはあまり思わない。ストーリーも少し無理しているところがある。(主人公一家は阪神大震災で被災し、生活が苦しいのにもかかわらず、なぜかエスカレーター式の私立女子校に転校するところや、SUNNYというグループ名の由来が浅かったり)
けれど、そんなことは気にならなくなるくらい、爆笑の映画であった。
一人で映画館に行ったので、なんとなく声を出して笑うのは憚られたが、我慢ができなかったほどだ。
まわりもみんな声を出して笑っていた。
コギャル全盛期を知っている層をターゲットにした映画なのだと思うけれど、近くの席で見ていた小学生たちも爆笑していた。
広瀬すずのことは、テレビにではじめた頃から顔が好みだったので割と今までの出演作も注目していたのだが、これ、広瀬すずの新境地なんじゃなかろうか。
最近出演していたドラマanoneも良かったけれも、あの鬱々した演技からのギャップもいい意味で大きい。
広瀬すずのほか、山本舞香と池田エライザもはまり役といった感じだった。
広瀬すずがストライクゾーンな私は、これまで彼女たちのことをあまり可愛いと思ったことがなかったが、この映画を見た直後からググりまくりである。もう可愛く見えて仕方がない。
ちなみに私はコギャル世代より少し下で、真面目なタイプだったけれど、それでも中学のときは制服のスカートを短くしたり、ルーズソックスを履いてみたりした。厚底ブーツで足首の靭帯を痛めたこともある。
コギャルになりたいとは思わなかったけれど、やっぱりどこかで少し憧れがあったのだと思う。
なんとなく世間的には、コギャル全盛期を知っている女性向けの映画に見えていると思うが、隣の席の小学生たちも大爆笑していたし、なにせ監督は『モテキ』の大根仁監督である。
男性も若者もきっと楽しく見られると思う。
※PG-12指定作品ですが、おそらく未成年の飲酒、ドラッグのシーンが少々あるためと思われます。
無自覚のセクハラ
先日、仕事関係の人(男性)と食事に行く機会があり、そこで私がだいぶ太ったという話をしたら悪気なく脇腹の肉をつままれた。
非常に不愉快で、気持ちが悪かった。
その人のことは仕事人として尊敬していて、この日のようなことは過去に一度もなかったので、本当に悪気はなく興味本位でつまんだのだろうと思う。
無自覚のセクハラ。
その時は、私が不快感を露わにするのは同席していたもう一人に悪い気がして、笑ってスルーしてしまったけれど、数日たった今、やはり注意すべきだったのではないかと後悔の念が押し寄せている。
この男性は数年かけて仕事で積み上げてきた信頼が、この無自覚のセクハラによって一瞬で破壊されたことに今も気づいていないのだ。
同じ会社の人間ではないので、もう私がこの人と食事をすることはないだろう。
彼は知らぬ間にひとつのビジネスチャンスも失った。
まだ、30代で容姿も悪くないから、過去に女性に不快感を表されたことがなかったのかもしれない。
でも私は彼が女性だったとしても恐らく不快だったと思う。
仕事上の関係というだけの他人から、不意に体を触られるというのが、私には考えられないのだ。
男性同士、女性同士でも関係がない。
私が気にしすぎなのだろうか。
ちびまる子ちゃんと呼ばれて
先日、世間に漫画家さくらももこさんの訃報が届いた。
漫画は全巻じゃないけれど、それなりの巻数を持っていて初期やエッセイも持っている。
だけど社会人になってからももこワールドに浸る時間はなく、語れるほどのファンでもない。
しかし、ここ数日、この訃報が頭から離れず、いろんな人のコメントやツイッターで流れてくる漫画の名シーンなどを見ては落ち込んでいた。
なぜだろう。
その理由に昨晩ようやく気づいた。
わたしは幼いころから『まるちゃんみたいだよね』と、いろんな人に言われてきたのだった。
それは30代になった今も同じで、幼い頃からまる子の日常はわたしの日常にとても近かかった。
布団ではなくベッドに憧れ、漫画雑誌を積み重ねてベッドをつくり、夜中に崩れ落ちるくだりなどまったく同じことをわたしもやっていた。
おっちょこちょいだとか、うっかり者だとか作中でまる子に投げかけられる言葉は、わたしが現実に投げかけられてきた言葉でもある。
また、まる子のみせるピュアな部分とどこかある種の諦めを持っている、ババくさい部分のバランスも自分とよく似ている。
残念ながらそれを昇華させるような、さくらももこ氏のような才能は私にはなかったけれど。
最近のよくわからない落ち込みは、なんだか自分の分身(周りに言われ続けて無意識にそう思い込んでいるのかもしれないが)が半分どこかに行ってしまったような、そんな気持ちからなのかもしれない。
きっとこんなアラサー女子が日本中にごろごろいるんだろう。
映画 コード・ブルーを観てきた ※ネタバレ注意
コード・ブルーの映画版をひとりで見てきた。
いつも割と空いている映画館なのだが、この映画に関してはとても混んでいた。
ここから先はネタバレを含むのでご注意ください。
↓↓↓
10分に1回は見ている者を泣かせようとするエピソード...と言った感じで映画通にはいろいろ言われてしまうのかなとも思うのだが。
わたしはよくある恋愛もののように主人公一人に対して不幸がふりかかるのではなくて、いろんな人の人生が交差していてそれぞれが泣けるエピソードであれば受け入れられるタイプだし、ガンガン泣きたい気分だったので気持ちよく見れた。まぁ、ラストはちょっとありきたりかなぁと思ったけど、とても楽しく見れました。
ただ、映画版だからといって前代未聞の事件が起こる感じではなく、あくまでもドラマの続きと言った感じ。
これが最終章らしいけれども、ファイナルと銘打ってないのも、ドラマの延長のような感じで構成されるのも、もしかしたら、もしかしたら次が作れるようにしてるのかなと思った。まだまだ続きが見たいのでそれだったらこの構成でもいいなと思う。
しかし、医療系のドラマや映画を観たあとは、自分の仕事がいかに世のためになっていないかを突きつけられる感じがして落ち込む。
新卒で就活をしたときはあえて人間の余暇のほうに寄せてエンタメ系の仕事に就いたのだが。人間、歳をとると誰かの役に立ちたくなるものなのかな。
それにしてもガッキーと比嘉愛未は背が高いね。二人の間に浅利陽介が立つとそれが際立つ。3人とも好きなんだけどね。
洋服の断捨離
古い服の断捨離を進めている。
これはお出かけには着ていないけれど、でも家では着られるかも…と、取っておいた服たちをがんがん捨てている。
がんがん捨てた結果、朝着る服がないこともしばしばで、少々やりすぎた感は否めないが、それでもまだ断捨離は終わっていない。
年齢も年齢だし、少し良いものを買って長く着たいという気持ちが大きくなった。断捨離前に3万円でかったトップスがもう何十回も着ているのに全然傷まないので、そういう服をもっと見つけていきたいと思う。
デニムも何本か捨てたので、今日は少し良いお値段のデニムをSALEの半額で購入した。しっかりフィッティングして、着心地が抜群だったものを選んだ。
トップスも買い足さないと、この暑さで汗をかくため洗濯が間に合わない。
しばらく洋服への出費がかさみそうだが、長く着られるものを選びたい。
なんとなくここらへんが、カッコいいおばちゃんになれるかどうかの岐路な気がしているのである。