【映画】SUNNY 強い気持ち・強い愛 を観て【ネタバレ】
久々に公開半年くらい前から楽しみにしていた映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』。
本当に本当におもしろかった。
この企画を考えてた人は当初から安室ちゃんが今年引退することを知っていたのだろうか。
タイミングがいい意味で良すぎでしょう。
以下、ネタバレを含みます。
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この映画、予告を見ると「末期癌の親友のために奔走する主人公」というところが際立っていて、いかにも泣かせにきている感じがするけれども、私はこれを感動のストーリーだとはあまり思わない。ストーリーも少し無理しているところがある。(主人公一家は阪神大震災で被災し、生活が苦しいのにもかかわらず、なぜかエスカレーター式の私立女子校に転校するところや、SUNNYというグループ名の由来が浅かったり)
けれど、そんなことは気にならなくなるくらい、爆笑の映画であった。
一人で映画館に行ったので、なんとなく声を出して笑うのは憚られたが、我慢ができなかったほどだ。
まわりもみんな声を出して笑っていた。
コギャル全盛期を知っている層をターゲットにした映画なのだと思うけれど、近くの席で見ていた小学生たちも爆笑していた。
広瀬すずのことは、テレビにではじめた頃から顔が好みだったので割と今までの出演作も注目していたのだが、これ、広瀬すずの新境地なんじゃなかろうか。
最近出演していたドラマanoneも良かったけれも、あの鬱々した演技からのギャップもいい意味で大きい。
広瀬すずのほか、山本舞香と池田エライザもはまり役といった感じだった。
広瀬すずがストライクゾーンな私は、これまで彼女たちのことをあまり可愛いと思ったことがなかったが、この映画を見た直後からググりまくりである。もう可愛く見えて仕方がない。
ちなみに私はコギャル世代より少し下で、真面目なタイプだったけれど、それでも中学のときは制服のスカートを短くしたり、ルーズソックスを履いてみたりした。厚底ブーツで足首の靭帯を痛めたこともある。
コギャルになりたいとは思わなかったけれど、やっぱりどこかで少し憧れがあったのだと思う。
なんとなく世間的には、コギャル全盛期を知っている女性向けの映画に見えていると思うが、隣の席の小学生たちも大爆笑していたし、なにせ監督は『モテキ』の大根仁監督である。
男性も若者もきっと楽しく見られると思う。
※PG-12指定作品ですが、おそらく未成年の飲酒、ドラッグのシーンが少々あるためと思われます。